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日本文化をつくった昏君・足利義政

  • 2014/08/13(水) 11:34:45

足利義政―日本美の発見

将軍つながりでもう一人。足利幕府で数少ない有名な将軍(尊氏、義満、そして義政。それ以外は…)・足利義政の伝記と東山文化成立を描いています。

義政といえば、応仁の乱で京都が大炎上してるなかで、素晴らしいまでのスルースキルで東山に引きこもって趣味に生きた、無能の極致みたいに言われています。でも、実朝もしっかり政治を取ろうとしていたように、義政も実は幕府のことを考えて行動していた形跡が…

ないんだな、これが。

作中では、ローマ大火の時に、燃え上がる市街を見ながら竪琴弾いてたネロ帝並みの暴君…いや、昏君だとされています。なお、ネロは実際には炎上したローマの再建や生き残り市民への支援をしっかりしていたそうです。

やっぱり、この昏君の実績は、現在の和室につながる文化を作ったことにつきるようです。この本を書いたドナルド・キーンは有名な日本文化史家の外国人ですが、平安時代の部屋(大和絵)の描く和室にはなにかしっくりこない、今と違う感じがするが、室町東山以後のものは、今の和室とほとんど変わらず見慣れた感じがする、といっています。そして、和室成立のきっかけは義政の銀閣が画期になったと。
日本人は、この文化に明るい昏君に感謝すべき・・・・いや・・・・

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